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2022

July
14

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リリース

株式会社フソウ・エナジー

富良野水処理センター太陽光発電所 7月14日(木)より稼働
富良野水処理センター内にPPA方式※1で運営する太陽光発電設備が竣工

フソウホールディングス株式会社の100%子会社で、電力小売事業や再生可能エネルギー発電事業の計画・設計などを行う株式会社フソウ・エナジー(本社:東京都中央区、代表取締役:片岡 智博、以下、「当社」)は、富良野水処理センター(北海道富良野市西町2-20)の敷地内に建設を進めておりました「富良野水処理センター太陽光発電所(以下、「本発電所」)」が完成し、2022年7月14日(木)より稼働を開始いたしました。

本発電所は、富良野水処理センターの敷地内に太陽光パネルを288枚(出力容量131.04 kW)設置するもので、1年間で約13.3万kwhの発電能力を有します。これは富良野水処理センター施設全体の使用電力量の約13%に相当し、1年間のCO2削減量は約60tとなります。
当社は本発電所において、発電する電力について富良野市と「PPA(電力販売契約)」を締結。これにより太陽光パネルの所有・設置・管理などを当社が担い、同市が電力を購入し、富良野水処理センターで使用する電力の一部として賄います。公共の水処理施設におけるPPA方式の採用は道内初の取り組みであり、契約期間は20年で、契約終了後は同市に譲渡予定です。

稼働に先立ち、2022年6月23日(木)には開所式を開催。富良野市 北 猛俊市長のご臨席をはじめ、同市下水道関係者など約30名に参加いただき、本発電所の安全な稼働を祈念いたしました。

施設全景
開所式(テープカット)※2の様子

開所式のご挨拶の中で北市長は、「富良野市は、『魅力と安心にあふれた大地ふらの』を未来に引き継いでいくために2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロとするゼロカーボンシティ宣言をしており、その取り組みの第一弾として本発電所を設置しました。公共施設のカーボンニュートラルを進めるうえで、上下水道事業からのCO2排出量の削減は重要であり、今後も様々な企業提案を参考に検討したいと考えている。」と、本発電所の稼働をきっかけに更なるCO2削減に期待を寄せられました。
また、本発電所の管理を行う当社社長の片岡 智博は、「今後は観光都市としての富良野だけでなく、同市における地球温暖化対策への取り組みを、道内のみならず日本全国へ発信していただくことで、環境先進都市としての地位を確立されることを期待しており、フソウ・エナジーもその一助を担えるよう努めてまいります。」と、富良野市が直面する課題の一端を、再生可能エネルギーの活用を通じて貢献していくことを誓いました。

当社は、今後も再生可能エネルギーの有効活用を通じたトータルエネルギーソリューションを提案し、様々な地域社会の課題解決に貢献してまいります。

【施設概要】
施設名 :富良野水処理センター太陽光発電所
住所 :北海道富良野市西町2-20
施設規模:1,680㎡(発電所施設のみ)
    (富良野水処理センター施設規模:RC造、地下1地上2階、延べ1658㎡)
稼働開始:2022年7月14日(木)14時
太陽光パネル数:288枚(455w/枚)
出力容量:131.04 kW

【フソウ・エナジー概要】
本社所在地:東京都中央区日本橋室町2丁目3番1号
代表者 :代表取締役社長 片岡 智博
資本金 :1億円
設立 :2013年10月7日(創業:2006年1月)
Webサイト: https://www.fuso-energy.co.jp/

※1:「Power Purchase Agreement(電力販売契約)」の略
  施設所有者が提供する敷地や屋根などのスペースに太陽光発電設備の所有・管理を行う会社(PPA 事業者)が設置し
  た太陽光発電システム で発電された電力をその施設の電力使用者へ有償提供する仕組み。

※2:テープカットの並び順(左から)
  北川 善人 富良野市建設水道部部長、北 猛俊 富良野市市長、
  角 尚宣 フソウホールディングス㈱代表取締役社長、片岡 智博 ㈱フソウ・エナジー代表取締役社長


-報道関係からのお問い合わせ先-
株式会社フソウ・エナジー 担当:浅利(あさり)
TEL:03-6880-2141