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2025
- November
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サステナ
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香川県綾川町「フソウの森」にて、令和7年度フォレストマッチング植栽活動を実施
クヌギ・コナラ・ヤマモモを400本植栽し、地域と共に未来の森を育てる取り組みを継続
フソウの社員有志は、11月18日(火)に香川県綾歌郡綾川町の「フソウの森」にて、香川西部森林組合の皆さまの技術指導のもと、植栽作業を行いました。このたび6回目となった本活動は令和2年度に開始し、香川県が主導する「協働の森づくり推進事業(フォレストマッチング)」の一環として実施しています。




同社は、令和2年に、香川県・綾川町・滝宮財産区と「フォレストマッチング協働の森づくり協定」を締結しました。フォレストマッチング協働の森づくり事業には、「森林の保全と再生」「未利用材の有効活用」「企業と地域の連携」「地産地消の推進」の4つの目的が掲げられています。荒廃が進む森林を再生することで、二酸化炭素の吸収や土砂災害の防止、水源の保全等、環境保護の効果が期待できます。また、地域の木材産業を支援する地元経済の活性化にも貢献する取り組みでもあります。協定締結以降、綾川町の森林の一部(1.89ha)を「フソウの森」と命名し、毎年、ヤマザクラやクヌギ、コナラ等の植栽を行ってきました。
今回はクヌギ135本、コナラ135本、ヤマモモ130本の苗木を植栽し、参加者は慣れない作業ながらも協力し、予定していた苗木の植え付けをすべて完了しました。
毎年、協定地内でエリアを移動し植栽してきましたが、計画では令和12年度には作業可能な全域で植栽を終える予定です。植栽後には、森林組合の方からこれまでのフソウの森の変化や、今後の育成管理のポイントについて説明があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。また、作業の合間には社員同士が声を掛け合い、部署を超えた交流が自然に生まれました。



植栽を通して自分たちの手で未来の森づくりに関わる喜びを感じた参加者からは、「苗木の成長を見守るため、今後も活動に参加したい」「普段の仕事では体験できない自然との触れ合いが新鮮だった」「地元の森づくりに携わることに責任と誇りを感じた」といった声が寄せられました。単なる植栽作業にとどまらず、参加した社員一人ひとりが地元の森と向き合うことで、地域と共に歩む企業としての使命を再認識する機会となりました。加えて、社員間の協働意識を高め、チームワーク醸成に寄与する有意義な場となりました。
同社は今後も地域社会との連携を大切にしながら、社員の環境への意識を向上させ、環境保全および持続可能な社会の実現に貢献する取り組みを積極的に行ってまいります。
■フォレストマッチング活動の実績
令和2年 9月 3日 協定締結(香川県・綾川町・滝宮財産区・当社)
令和2年11月14日 第1回 ヤマザクラ・ヤシャブシ植栽
令和3年11月13日 第2回 コナラ・クヌギ植栽
令和4年11月 5日 第3回 ヤマザクラ植栽
令和5年11月11日 第4回 ヤマザクラ植栽
令和6年11月 9日 第5回 ヤマザクラ植栽
令和7年 3月31日 協定を令和12年3月31日まで5年間延長
ー本件に関するお問い合わせー
株式会社フソウ
経営戦略本部 経営企画部 広報課
Tel: 03-6880-2123 / Mail: koho@fuso-inc.co.jp