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2024
- October
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サステナ
ビリティ
水道水源林「フソウの森」令和6年度 第2回活動報告 ~間伐作業を実施しました~
2024年10月16日(水)、爽やかな秋晴れのもと、山梨県甲州市の「フソウの森」にて、FUSOグループの社員12人による間伐作業を実施しました。株式会社フソウは、東京都水道局と締結した「東京水道~企業の森(ネーミングライツ)」協定に基づき、多摩川上流域エリアの水道水源林で森づくりを行っており、「フソウの森」と名付けたエリアで植栽や間伐を実施しています。
今回は、ここ数年のうちに新卒採用・キャリア採用で入社した社員を中心としたメンバーで行いました。
間伐作業
はじめに、東京都水道局の方から水道水源林の役割について3つの観点(①水源涵養 ②土砂流出防止 ③水質浄化)で説明いただき、森林と水の関係への知識を深めました。次に東京都森林組合の指導員の方から間伐方法をデモンストレーションいただき、安全に伐倒する手順を学びました。
間伐作業を行う区画へ向かう最中
水道水源林の成り立ちや機能について説明を受けました
作業前に、安全な伐倒方法の実演を見学
その後、4班に分かれ、指導員のサポートのもとヒノキの間伐作業に取り掛かりました。今回の間伐によって、成長の悪い木を間引くことで他の植物に光が入り、森全体の成長促進に繋がります。
倒したい方向に三角形の「受け口」を作ったあと、逆側から水平に「追い口」を切りました
ロープを引っ張り、ゆっくりと倒しました
思い通りに倒せた時の感動はひとしお
小河内ダム見学
間伐作業後、東京都西多摩郡奥多摩町の小河内ダム(奥多摩湖)を訪れました。東京都水道局の職員の方からダムのご説明を受け、1億8540万㎥の水を貯えることのできる小河内ダムは、東京都民にとって非常に重要な水源地であることを再確認しました。また、水道水源林によって浄化された雨水が流れ込むため、ダム内の水はきれいな状態で保たれているというお話も伺いました。
ダムについて詳しく説明いただきました
小河内ダム展望塔にて
フソウのロゴも掲載されている「企業の森」説明板
活動を終えて
「フソウの森」での間伐作業と小河内ダムの見学を通して、私たちが普段使っている水が、自然の力と人の努力の両方によって守られていることを深く理解しました。森林保全の重要性と管理に携わる方々への感謝を意識しながら、改めて業務に取り組んでいきたいです。また、豊かな森の中で心身をリフレッシュできたことともに、他部署の社員との交流も図れた、貴重な一日になりました。
「フソウの森」での集合写真
伐倒したヒノキを輪切りにして作ったコースター
立ち寄った東京都水道局落合出張所裏の「100年の森」