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2024
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フソウアメリカコーポレーション、米国Rentricity社と戦略的パートナーシップ契約を締結
導水路水力発電の普及を推進する企業との協働により、米国における水インフラと再生可能エネルギーの持続可能なマネジメントソリューション「BluPulse™」を展開
株式会社フソウの米国現地法人であるFUSO America Corporation(以下、FAC)は、米国で導水路水力発電※1を主力事業として展開するRentricity Inc.(本社:米国ニューヨーク州、CEO:Frank Zammataro)と戦略的パートナーシップ契約を締結しました。
本契約に基づき、両社が協働して、導水路水力発電を中心とした水インフラおよび再生可能エネルギーの持続可能なマネジメントソリューション「BluPulse™(ブルーパルス)」を米国内で展開してまいります。
この度の協働では、Rentricityの高度な専門技術とFUSOグループの総合力を組み合わせることで、既存の水インフラにおける水力発電の導入を推進するとともに、エネルギーのレジリエンスを向上させ、さらに温室効果ガスの排出量削減に貢献します。
初期の取り組みとしては、テキサス州内における導水路水力発電の普及を進め、将来的には、管路更生や水処理ソリューションなどの分野へ事業を拡大し、水インフラと再生可能エネルギーの包括的マネジメントソリューションの提供を目指します。
本パートナーシップ契約の締結は、世界的な気候変動やエネルギー転換の加速による再生可能エネルギー需要の高まりに対応するとともに、老朽化した水インフラの課題や資源の最適利用の必要性といった社会課題を解決することを目的としています。FACとRentricityは、「BluPulse™」の展開を通じて両社の強みを活かし、これらの課題解決に向けた相乗効果を創出してまいります。
【両社代表のコメント】
■Rentricity CEO Frank Zammataro
両社の専門知識と技術力が結集した水マネジメントソリューションであるBluPulse™を紹介できることを嬉しく思います。BluPulse™は水インフラを最適化し、持続可能な事業推進を支援するクリーンエネルギー・ソリューションを提供することができると確信しています。
■FAC CEO & President 角尚宣
米国は水インフラに多大な投資を行っており、今後数年間、水インフラの革新には大きな成長の可能性があると考えています。導水路水力発電の豊富な実績を持つRentricityとFUSOグループの総合力が支えるFACとの協働により、米国内の地域社会が抱える課題の解決に、水インフラとエネルギーの両側面から貢献してまいります。
FACとRentricityは本パートナーシップ契約の締結を通じて、地域社会の課題解決に取り組むと共に、脱炭素化社会を目指し、持続可能なより良い未来を創造してまいります。
Rentricity Inc.について
米国における導水路水力発電(In-Conduit Hydropower)を牽引する企業として、大学との共同で開発したエネルギー回収システム「Flow-to-Wire™」とNSF認証取得済※2の「Pump-as-Turbine」をコア技術に、上下水道・農業用水・工業用水などに向けた設計と設置を行っています。
本社所在地:P.O. Box 1021 Planetarium Station, New York, NY 10024, USA
代 表 者:CEO Frank Zammataro
設 立:2003年4月
事業内容:導水路水力発電の設計・施工、電力小売等
※1:水道管や導水路内の余剰圧力や流れを利用して発電する中小規模水力発電のひとつ。既存の水インフラを活用するため、環境への影響が少なく、安定した再生可能エネルギーを供給することが可能。
※2:NSF International(National Sanitation Foundation, 全米衛生財団)。公衆衛生と安全性に関する標準を定め、それに基づいて製品やシステムの品質や安全性を検査・認証する独立した第三者機関。
ー本件に関するお問い合わせー
株式会社フソウ
経営戦略本部 広報部
Tel: 03-6880-2107 / Mail:koho@fuso-inc.co.jp