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2025

August
20

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株式会社フソウ

横浜市と「AGVを活用した下水処理場の巡回点検における業務効率化に関する共同研究協定」を締結

実現可能性検証のため横浜市北部第二水再生センターでの実験を開始

株式会社フソウは、横浜市(市長:山中 竹春)と2025年7月7日に「AGVを活用した下水処理場の巡回点検における業務効率化に関する共同研究協定」を締結し、技術の平易化と業務効率化による技術者不足の解決を目的にAGV(Automatic Guided Vehicle:無人搬送車)を活用した巡回点検における業務効率化の実現可能性について、2025年8月から北部第二水再生センター(鶴見区)にて実証実験を開始しました。

■共同研究内容
同社と横浜市では、令和6年度に「AGVを活用した電気室の日常点検における業務効率化に関する共同研究協定」に基づく共同研究により、横浜市金沢水再生センター(金沢区)で毎月実施している、電気室内のメーターの読取りなどの日常点検作業を自動化し、そのデータから帳票を出力できることを確認しました。
本共同研究ではこれまでの取組を踏まえ、AGVによる自動巡回及びセンサデバイスによる無人点検の適用範囲の拡大を目指します。

■共同研究概要
研究名称:AGVを活用した下水処理場の巡回点検における業務効率化
研究場所:横浜市北部第二水再生センター
研究期間:令和7年7月7日~令和7年9月30日
研究目的:AGVを活用した巡回点検における業務効率化の実現可能性についての検証

■共同研究背景
下水道施設の機能を維持し、将来にわたり安定した下水道サービスを提供するためには、日常点検等による予防保全型の維持管理が重要です。しかし、点検業務に従事する技術者の不足が年々深刻化しており、下水道事業の運営を維持していく体制を確保するため、業務の効率化を図ることが重要です。こうした課題を踏まえ、本研究では、AGV活用による技術の平易化と業務効率化を通じて、水再生センターの維持管理業務を支援します。

ー本件に関するお問い合わせー
株式会社フソウ
経営戦略本部 経営企画部 広報課
TEL:03-6880-2123 / MAIL:koho@fuso-inc.co.jp