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2023

October
25

サステナ
ビリティ

株式会社フソウ

水道水源林「フソウの森」で間伐作業を実施

2023年10月13日(金)、山梨県甲州市の「フソウの森」でグループ企業の有志による間伐作業を実施しました。

株式会社フソウは、東京都水道局と締結した「東京水道~企業の森(ネーミングライツ)」協定に基づき、多摩川上流域の「フソウの森」と名付けたエリア(2.77ha)を含む水道水源林で森づくりを行っています。本協定は、水道水源林の保全・育成を目的としたものであり、地域の水資源を守る取り組みの一環です。間伐には、長い年月を必要とする森づくりにおいて、林内の密度を調整し残った木の成長を促す役割があります。

この日は、グループ3社(フソウ、フソウ・エナジー、フソウホールディングス)から計13名が参加し、3班に分かれ東京都森林組合の方々のサポートのもと間伐に取りかかりました。

樹齢約30年のヒノキについて間伐作業を行いました。作業は安全第一です。東京都森林組合の方々の指導に沿って、ヒノキに受け口、追い口を作り、どのヒノキをどの方向へ切り倒すかを班のメンバーで考えながら作業しました。道具の使い方だけではなく、切り倒す木、木を倒そうとしている方向に蜂の巣がないかを確認する意識を持つようにと指導いただきました。

切り倒したヒノキは枝を払い丸太にした後、輪切りにしてコースターにしました。一同はできたてのコースターを手に記念撮影をして、次の目的地・小河内ダムへ向かいました。小河内ダムでは東京都水道局の方々から、ダムの仕組みや安定給水のための取り組みについてお聞きしました。

この日初めて水道水源林の間伐を体験した社員からは、「木を切ることで森を育てるということに驚きましたが、自分の目で森を見て作業をしたことで実感が湧きました」「東京の水を支える水道水源林と小河内ダムの壮大さを肌で感じた忘れられない一日になりました」「東京都森林組合の方々が細かな質問にも答えてくださり理解が深まりました」などの感想が聞かれました。水道水源林の育成に不可欠な間伐を実体験したことで、参加者一同、それぞれの業務に対する使命感を新たにしたようです。

次回活動は、2024年4月以降を予定しています。