株式会社フソウは、2023年10月22日（日）、フソウテクノセンター（香川県高松市）にて、近隣の乾自治会との合同避難訓練を実施しました。
フソウテクノセンターは、南海トラフ地震などの大規模災害時に対応できるインフラを確保し、防災拠点となる体制を整えていて、高松市から津波避難ビルに指定されています。今回の合同避難訓練は、自治会の方々にフソウテクノセンターをより身近に感じていただくことと、災害時の避難場所としてフソウテクノセンターの設備を確認していただくことが目的でした。

自治会からは35人が、フソウとフソウメンテックから17人の社員、合計52人が参加しました。今回の訓練では、南海トラフを震源とした地震発生により高松市沿岸に津波警報が発令されたことを想定し、乾自治会館を出発しフソウテクノセンター内の体育館まで避難しました。経路にフソウおよびフソウメンテックの社員を誘導員として配置することで、一人では移動できない方も安全に避難することができました。

フソウテクノセンター到着後は、施設への理解を深めていただきました。今回初めてフソウテクノセンターに足を運ばれた方が多いため、まずは「どんなところなのか」「中に何があるのか」を知っていただくことが重要でした。食料や日用品の備蓄庫、かまどとして利用できるベンチ、飲料水20トンを確保可能な耐震性貯水槽などを見学していただき、避難時に気になるトイレの心配がないことも知っていただきました。

自治会の方々からは「近隣に安心できる避難所があることは心強い」「フソウテクノセンターを身近に感じられるようになってよかった」などの声が聞かれました。初めて訓練に参加された方々の終始真剣な姿が印象的で、感想や要望からもフソウテクノセンターへの期待を感じました。
今後も定期的に合同避難訓練を行う予定です。消火訓練や看護訓練の構想もあり、自治会と協議を続けていきます。